福沢諭吉という男(その1)
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの矢島です。
今日の千葉キャンパスは、雲ひとつない青空広がる冬晴れでした!
太陽は出ているのに、午前中は非常に寒く、私も体をちぢこませて出勤しました(笑)
もうすぐ「冬至」がやってきます。冬至は一年でもっとも日が短くなる時です。
冬至が過ぎればクリスマス、そしてすぐ後には大みそか…。
あと3週間もしないうちに、新年が来てしまうのかと、時が経つ早さを痛感しますね。
今日は木曜日です。
千葉キャンパス「社会科DAY」で、午前中は倫理の授業がありました。
倫理では現在、近代日本の思想を勉強しています。
約260年におよぶ江戸幕府が終わりを告げ、明治維新をとげた頃、
日本の「文明開化」に大きく貢献した、1つの結社がありました。
その結社の名は「明六社」。
明治維新後、早くも欧米に留学し、西洋の学問や文化を学びました。
彼らは、その文化を日本へと流入させ、日本の近代化は急速に進みます。
この結社の中には、1万円札の肖像画にもなっている、福澤諭吉も入っていました。
福澤諭吉は、慶應義塾大学の創始者としてもしられています。
彼は14歳のころ、当時の基本的な素養であった「漢文」を読むことができませんでした。
やがて諭吉は、周りの人に比べて、勉強が遅れていることに気が付いて、
そこから気持ちを入れ替えて、一生懸命勉強を始めたといいます。
諭吉自身も、子どものころはさほど頭がよかったわけではなく、
「周囲に負けたくない」という思いから、一生懸命努力した人物だったんですね。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 矢島