早いもので
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの仲村です。
今日は3月11日。
日本人にとって、忘れたくても忘れられない日です。
2年前のあの日。私は大学4年生でした。
地震が起きたとき、フットサル場でアルバイトをしていた私は、
今まで体感したことのない揺れを感じました。
周りにいた幼稚園生が泣き叫んだり、とても怯えていたのを鮮明に覚えています。
いつもなら50人近くの子どもたちでいっぱいになるフットサル場が、
誰も来なくなり、近くの線路を走る電車が1回も通らず、
いやに静かな時間でした。
家に帰ってテレビをつけると、日本の光景とは思えないほどの、
信じられない光景が広がっていました…。
先日NHKの番組で、多数の犠牲者を出した、
石巻市立大川小学校の特集がありました。
そこでは、
行方不明になったままの我が子を探すために、
自らショベルカーを操縦し、瓦礫と土砂をかき分ける遺族や、
震災後に小学校が行なった保護者説明会の場で、
「子どもを返せ」と泣き叫ぶ保護者の姿が映されており、
非常に居た堪れない思いになりました。
私も学校の教員という立場。もしものことがあった場合に、
何が出来るか、何をしなければならないのか…
とても考えさせられました。
あの日から、あっというまに2年が経ってしまいましたが、
あの出来事を風化しないように、これからも強く生きていかなければなりません。
それが残された人への使命なのではないでしょうか。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 仲村