千葉キャンパス ブログ

通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス長谷川です。

高校3年生は夏休みに突入しました。
しかし、大学受験が迫っている３年生にとってはいよいよ正念場の夏休みでもあります。
これからが本番。生徒たちは夏休み中も朝から登校していました。
ここ最近は涼しい日が続いていますが、千葉キャンパスは暑い夏も
涼しくしてキャンパス開放中です。登校大歓迎です。

夏の読書課題にはあがりませんでしたが、有名な著者の中に、
アレクサンドル・デュマ・フィス (Alexandre Dumas fils)とメリメ（Prosper Mérimée）という作家がいます。
この著者達が書いた代表作には共通点がありますが、みなさんわかりますか？

答えは　オペラ
彼らの代表作は有名なオペラとなり、日本では3大オペラとされています。
デュマ・フィスの代表作は“椿姫”。
オペラでも特に人気で映画“ムーラン･ルージュ(Moulin Rouge)”の元になったとも
言われています。
一方メリメの代表作“カルメン”。カルメンは主人公を破滅に導いた魔性の女であり、
椿姫のマルグリットとは対照的に描かれていますが、実際この椿姫にはマリーという実在のモデルがおり、デュマ・フィス＝主人公。　作者の理想化した女性像＝マルグリット。　とされています。
ヒロインのモデルとなったマリーは物語とは異なり、お金の為にドュマ･フィスを
あっさりと捨ててしまいますが････
その他、面白い作品として“ホフマン物語”というオペラがあります、
幻想的で怪しい魅力に溢れた作品で、個性的な色々な人物が登場します。
“ホフマンの舟歌”はレストランや某テーマパークのゴンドラで流れています(笑)

１つの作品から映画、音楽、絵画、舞台とすべての芸術に繋がっています。
この夏に多くの作品に触れ興味の幅を広げてみてくださいね。

通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス 長谷川