人工呼吸体験
通信制高校 福岡キャンパスの重本です。
通信制高校 一ツ葉高校福岡キャンパスは毎週月曜日の1時間目、保健の授業があります。
今年度最後の授業なので、レポートの仕上げと人工呼吸の体験をしてもらっています。
近くの公務員ビジネス専門学校 救急救命学科から人工呼吸用のお人形をお借りして、実際にやってみます。
まずは「大丈夫ですか?」という声かけ、反応がないことがわかったら、周囲にいる人たちの中で一人は救急車を呼ぶ人、一人はAEDを持ってくる人、一人は信頼できる人を数人連れてくる人と計3名に指示をだしましょう。
10秒間胸が動いているか、呼吸しているかをみて、反応がなければすぐ心臓マッサージに入ります。(2010年に応急手当の方法が改定され、気道確保をせずにすぐに30回の心臓マッサージに入るというように順番が変わりました)
その後2回の人工呼吸。
その後心臓マッサージ(30回)、人口呼吸(2回)、を繰り返すという蘇生法です。
人工呼吸は気道確保をしたまま唇から空気が漏れないように息を吹き込みます。倒れている人の口を自分の口で覆うように、、、と言ってもなかなか難しいところ。
生徒は恥ずかしさもあってなかなかうまくできず・・
しかし順に練習していくうちに真剣さが増し、徐々に空気が漏れないようになってきました。
いざという時のために、こういう練習の場で真剣に取り組むことが一人でも命を救えることにつながります。中心になって救助してくれている人がいても自分が何をしたら良いか分かっているだけで気の利いた手助けができます。
人を助ける心を大切に、自分には何ができるのか。できることをやれるようにしていけたらいいですよね。
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