燃料電池
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 三浦です。
こんにちは。今日は大学進学コースの授業で「電池」についての授業を行いました。その中で一般常識になるお話もしていたので、理系の進学を考えている生徒はもちろんですが、今後電気自動車などが発展していくにつれて必要な知識もあるので、少し耳を傾けてほしいなと思います。
普段私達が一番使っているのはリモコンや時計に使われる乾電池や、携帯のバッテリーなどに使われる電池(リチウムイオン電池など)と思いますが、今日お話したいのは「燃料電池」のお話です。
燃料電池にも種類はあるのですが、水素と酸素で電気を流すようなものが一般的で、受験にもよく出題されています。というのも、この電池は水を排出するだけでとても環境に良く、自動車の燃料にもなるので注目され実用化されていっています。
しかしデメリットも多く、現状ではまだ水素が入手しづらいという点や、水素の扱いという安全性の面です。火によって爆発をする(燃える)というのはガソリンなども同じですが、気体を取り扱うので扱いづらいというような指摘もされており、これらの改善が今後の目標となります。当然利用者の方も、「ガソリンは危ないけど水素って水みたいだし大丈夫―」など、ならないようにしてくださいね。
ちなみに、進学でなくても将来の安定を考えて科学の話に耳を傾け、就職の際に考慮している人も多いです。文系の方は科学を嫌う人も多いと思いますが、たまには理系のお話も聞いてみてはと思います!(後期の科学と人間生活も是非授業に参加しましょうね!)
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 三浦