1年に1度の
通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパス 松本です。
こんにちは。
雨と雷がすごいですね。そんな中でも生徒は元気に登校しています。レポートも第5回目となり、いよいよ前期も終盤に差し掛かってきましたね。
夏休みも間に挟みますが、しっかり出席してレポートを提出していきましょう!
さて、今日は七夕。せっかく織姫と彦星が出会える日なのですが、あいにくの空模様ですね。
今日の朝、田中先生と竹田先生と話していたのは、「1年に1度会えることは幸せかどうか」ということでした。
「1年に1回でも会ってくれる恋人がいるなら幸せでしょ」とは私。
「パイレーツオブカリビアンのウィル・ターナーの場合、陸に上がれるのは10年に一度。それに比べたら幸せだろう」とは田中先生。
「それ以外の日は他の人に会えるんじゃないの?」とは竹田先生。
それぞれいろいろな捉え方(や背景?)がありますね。
では、織姫(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)はどれくらい離れているかご存知でしょうか?
約15光年離れています。
1光年とは光の速さで1年間進む距離なので、15光年の移動には光の速さでも片道15年かかります。
なので、光の15倍の速さで行けば1年で行けますが、帰ることはできません。
つまり、彦星が天の川を越えて7月7日に織姫に会うために1日を使い、移動に残りの日数をかけた場合は、
「30光年の速さで半年かけて移動 → 織姫と会う →再び30光年の速さで半年かけて移動」
となります(笑)
彦星、牛の世話はどうするんでしょうね?
ロマンチックなお話も、科学的に考えるとちょっとさびしくなることもありますよね?
ちなみに、雨が降って天の川があふれたときは、白鳥が橋をかけてくれるそうですよ(夏の大三角は、こと座のベガ・わし座のアルタイル・白鳥座のデネブです)。
星座のお話って、よくできていますね。
生徒のみなさんも、科学的に・文学的に、いろんな視点で捉えて想像力を膨らませていってくださいね。
通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパス 松本