一ツ葉高校の伝統
通信制高校 一ツ葉高校 熊本キャンパスの西田です。
分散登校も2週間が経ち、レポートは早くも折り返しの3回目提出日。
このような状況の中ででも、卒業に向けて、そして進学に向けてしっかり進むことができています。
私たちの努力と言うよりも、生徒保護者の理解あってこそのもの。
ありがとうございます。厚く御礼申し上げます。
少し暖かい様子のご報告。
生徒たちにとって、キャンパスでの生活は心地よく、いいものであってほしい。
そう思いつつ、難しいのが新年度。
4月から入ってきた新しい生徒たちのことです。
新入生含めて十数名。
アットホームな雰囲気ではあるものの、やはり慣れるまでには時間がかかります。
それに一役買っているのが、毎年4月に行なっている花見や歓迎遠足。
でも今年はできずじまい。さらに言うと過度な接触が避けられている現状。
私たち以上に生徒の方が不安がっていることでしょう。
先週金曜日は一般コース、週一週二日コースの登校日。
これまでいた生徒に加え、新しい顔ぶれも多い1日でした。
これまでいた生徒は久しぶりーなど少しテンションが上がり気味。
新しい生徒はまだまだ緊張した様子。
何とか引っ付けられないかと思っていましたが・・・。
取り越し苦労でしたね。
さすがは在校生。新しい生徒に対し、自然と声を掛けていました。
人見知りの学生時代を過ごした私にとっては眩しすぎる光景でしたね。
ソーシャルディスタンスを意識しての交流でしたが、新しい生徒たちにもたくさんの笑顔が見られました。
毎月入ってくる新しい顔。
在校生が気兼ねなく声を掛け、いつの間にか一ツ葉高校の仲間入り。
その優しさを受け継ぎ、次に来る新しい顔に声を掛け、仲間がどんどん増えていく。
一ツ葉高校の伝統とも言える光景です。
何だか懐かしいなとも思えるほど、この数ヶ月が長かったということでしょう。
ソーシャルスキルⅡではわたしネットワークについて学びます。
ある単元では苦手な人は避ける、といったものを学びます。
相反する内容ですが、出会いを大切にすることで人生豊かになります。
苦手だから絡まない。それもいいですが、まずはその人を知ることも大切なことです。
今後キャンパス内でのイベントを検討しています。
まだまだ馴染めないという生徒。
大丈夫です。何かのきっかけをこちらから与えます。
そのきっかけを掴むのに時間がかかるかもしれませんが、掴む心づもりだけはいつも準備していてくださいね。
通信制高校 一ツ葉高校 熊本キャンパス 西田