こんにちは。大宮キャンパス 小堺です。

先日、1月13日と14日に共通テストが行われました。
大学入試において、とても重要な試験です。
国公立だけでなく、最近では私立の大学も、共通テストの点数を参考にするところが増えているらしいです。

私もいくつかの科目で挑戦してみました。
数学はそこそこ点数が取れたのですが、他の科目はかなりボロボロでした……(/_;)

共通テストを解いてみて『文章を読む力』が求められているな……と感じました。
まず文章量がとても多いです。
国語や英語に関しては、そもそも問題の文章が読み切れなかったという人も多かったようですね。
数学の試験に関して言えば、計算力や数学的思考力はもちろんですが、
誘導に乗るために、日本語を正しく読み解く論理的な言語処理能力もかなり重要になっているようです。

普段から文章を“速く”読み“正しく”理解するということを心掛けると、
共通テストで有利になるのではないでしょうか。
共通テストを受ける人には、ぜひ、文章を読むことに慣れてほしいと思います。

そこで今回は、おすすめの小説を紹介します。
どの作品も読みやすく、今まであまり本を読んだことがない！という人でも、安心して読めるはずです！

まずは1冊目！

『世界でいちばん透きとおった物語』杉井光　新潮文庫nex

人気作家を父に持つ主人公が、父の遺作の謎を解き明かそうとする作品です。
物語そのものも面白いのですが、終盤で明らかになるある仕掛けに、感動が押し寄せる名作です。
他にも色々と話したいことがあるのですが、ネタバレになってしまうので、うまく説明できないのがもどかしい……！
去年、めちゃくちゃ売れた本です(^^♪
読んだあと、誰かと感想を語り合いたくなること間違いなし！

2冊目！

『かがみの孤城』辻村深月　ポプラ文庫

本屋大賞受賞作です。
学校に行けなくなってしまった中学生たちが、鏡を通じてお城に集まります。
中学生たちは交流を通して仲を深めつつ、お城に隠された鍵を探すことになるのですが……。
文庫で上下巻と、ちょっと分厚い作品ですが、文章自体はとても読みやすく、
先も気になる展開になっているので、スラスラ読めるのではないかと思います。
終盤はマジで泣けます(ノД`)・゜・。

3冊目！

『失はれる物語』乙一　角川文庫

短編集なので、ひとつひとつの話が短く、気負わずに読み始められるのではないかと思います。
全部面白いのですが、個人的に一番おすすめなのが『Calling You』です。
携帯電話を持っていない少女の頭の中に携帯電話が出現し、
その携帯電話で知らない人とつながってしまうという、ちょっとファンタジーな雰囲気のお話です。
私はこの話が好きすぎて20回くらい読んでますが、何回読んでも感動します。
とても綺麗にまとまっているので、本を読んだぞー！という満足感も得られるのではないでしょうか( *´艸｀)

……ということで、共通テストを口実にした趣味全開の小説紹介コーナーでした。
面白い本を無限におすすめできてしまうくらい本が好きなので、
また機会があればブログで小説のことを書いてみたいなーと思ってます。

大宮キャンパス 小堺

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