うなぎの話。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの比嘉です。
土用の丑の日にはうなぎを食べる習慣がありますが、
うなぎの値段はどこまでも上がってなかなか手が出ない値段になって久しいです。
もちろんそれは数が減ってきたためで、
中国その他からの輸入に頼らざるを得ない状況になっています。
スーパーに並んでいるのは、ほとんどが輸入ものです。
新聞にもニホンウナギが絶滅の危機に瀕していることが囲み記事で扱われていました。
国際自然保護連合がニホンウナギを「絶滅危惧種」に指定したというものです。
あわせて環境省も「レッドデータブック」にニホンウナギを掲載しています。
数が少なくなってきていることは知っていましたが、
「絶滅」という言葉が使われるほど減っているとは知りませんでした。
食べられているほとんどのウナギは養殖ですが、これは稚魚から養殖するもので、
稚魚そのものの数が減っている現状ではどうにもなりません。
今後もウナギを食べ続けたいのなら、つまり絶滅の危機を脱するためには、
しばらく獲るのも食べるのも控えるべきだとは思いますが、なかなかそうもいかないのでしょう。
とはいえ、このままこの状況を放っておけばウナギが私たちの口から、
ますます遠ざかることは確実です。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 比嘉