立川キャンパス ブログ

立川キャンパス ブログ

  1. 高みから引き下げる

    通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです。

    「高みから引き下げる」

    こんにちは、立川キャンパスの丑谷です。

    先日の数学授業は、大変盛り上がりました。
    そんな気がしただけ?
    いやいや、生徒それぞれがあーだこーだと言い合い、
    皆主体的に授業参加できたと思います。

    稀に私が計算ミスをすると、
    気づいた人がすぐに指摘することになっています。
    誰も気づかず放置すると、解答の最後の方で、
    私が「なんで教えてくれなかったの?」と激昂するためです。
    だって、数学の解って、黒板の左上から始まって、
    ようやく右下で答えが出るくらい、
    長い道のりになることも多いですからね。
    初めの方でミスすると、
    道程のほぼすべてをやり直す羽目になります。
    「わざと間違えた方が盛り上がるんじゃないか?」と思うくらい、
    生徒の授業参加を有効に促すシステムです。
    黒板を疑いの目で見る必要のある数学の授業って、
    ほぼ二律背反だと思いますが。

    よほどの難問解説でない限り、
    私は予習しません。
    教科書や傍用問題集の問題はほとんど解けますし、
    生徒が間違えるポイントもわかっています。
    ただし、毎年同じ教科書を同じように解説しても、
    全く飽きることはありません。
    「この問題、T君はこう解いてたよな。」と遠い目になることはありますが、
    毎回フレッシュな気持ちで楽しんでいます。
    とはいえ、予定調和になりがちなリスクもはらんでいます。
    また目の前に座っている生徒たちは、
    先生の解き方は正しい。それを教えてもらう。」という受け身になりがちです。

    だからこそ、バグの入る余地が必要だと思うのです。
    生徒の誤答に対しても、
    「なぜそう考えたのか?」を本人だけでなく、
    周囲からも説明させることが、皆で考えていくという流れにつながります。
    優れた先達が積み上げてきた、完結した美しさをもつ数学。
    我々下々の者を寄せ付けないような高みにある。
    それを少し卑近に引き下げるのが、私の授業の目標です。

    「論文対策」

    こんにちは、立川キャンパスの瀬口です。

    丑谷先生が数学の授業の様子を紹介していたので、
    私も今日は自分の担当している授業について紹介したいと思います。

    私は現在、進学コースで「論文対策」という授業を担当しています。
    授業の目標としては、小論文の型を覚えることと、時事問題に対する
    理解を深めることを目標にしています。

    授業の中で、扱ったテーマとしては、
    TPP,集団的自衛権,貧困問題,安楽死,メディアリテラシーなどなど・・・
    みなの意見を授業中に忌憚なく発言してもらい、
    最終的に原稿用紙で自分の論としてまとめてもらっています。

    なかなか苦戦しながらもみな一生懸命小論文を書いたものが
    授業を追うごとにレベルがあがってきています。

    夏休みまでの授業なので、あと数回ですが引き続き
    精一杯取り組んでほしいものです。

    通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 瀬口

新着記事一覧

自分のスタイルで成長できる一ツ葉高校へのお問い合わせはこちらから