夕日が広がるキャンパスにて
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです。
こんにちは、立川キャンパスの宇野です。
冬はいつも俊足の短距離走選手かのようにやってきます。
ついこの前まで「まだまだ陽射しが暑いですね~」なんて言っていたのに、
本日の立川キャンパスはすっかり厚着の生徒が目立ちます。
私は真夏生まれのくせに冬の方が好きなので、ウェルカム冬!という感じです。
なぜ冬が好きかって?
寒い日は布団でモソモソしたり、お風呂でアイスを食べたり、
なんだかちょっとしたことで贅沢を感じることができるから。
そして、空気が澄んでいて、なんだかすっきりした気持ちになるから。
本日は受験古文でセンター試験や超難関私大の過去問を扱い、
レポート授業で宮沢賢治の「永訣の朝」を扱い、
授業を終えたら生徒以上に満身創痍。放課後ヘロヘロと職員スペースにたたずんでおりました。
そんな時!3年生2人組が興奮した様子で駆け寄ってきました。
「先生とっても空がきれいですよ!」と。
どれどれ…、と重い腰を上げてベランダに出てみると…。
言葉では形容できないほどの美しい夕日がベランダから見える空一面に広がっています。
夜の黒に燃えるような夕日の赤が混じり、
そこに冬の澄んだ空気が出せる、ピンとした緊張感が漂っている感じ。
疲れを忘れて、生徒とともにこの天体が生み出す一瞬の芸術を楽しみました。
空の美しさなど、何年ぶりに感じたことでしょう。
毎日毎日地面を歩き、パソコンやスマホを見て、目線はいつも下。
上を見ることがありませんでした。
余裕がない時、追い込まれている時、人の目線は一点に集中してしまいます。
しかしそれでは考え方も凝り固まってしまいます。
模試の問題を解いているとき、分からない問題だけ見ていませんか?
次の問題はもしかしたら簡単かもしれませんよ。
進路に悩んでいるとき、自分はこの仕事は絶対にしたくない!と決めつけていませんか?
その仕事、意外と楽しいかもしれませんよ。
何かに立ち止まり、打ち込むことは素晴らしいことですが、時には目を動かして下さい。
今まで気づかなかった素晴らしい世界が、すぐそばに広がっているかもしれません。
今日の夕日のように。
「おひさまのありがたみ」
こんにちは!松下です。
近頃、私の周囲で何だか元気のない人が多いような気がします。
原因はよくわからないけど、何となく気分が落ちるというもの。
もしかしたらこれを読んでいる人の中にも
そんな不調に悩まされている人がいるかもしれません。
その原因は、季節と関係がある可能性があります。
最近冬に向かって日照時間が少なくなっていますよね。
人は光に当たらないと鬱っぽくなってしまうんです。
それは特に冬でなくても感じることですよね。
曇っている日は晴れている日よりも気が滅入りやすいです。
太陽の光によって調子が左右されてしまうのは辛いですが、
こう考えると、人間も自然の一部なのだなあと思います。
すぐに暗くなってしまう今の季節は少し寂しいですが、
昼の間に出来る限り日差しを浴びて、毎日元気に過ごしたいものですね。