すすめクリベッジボード/受験勉強
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです
「すすめクリベッジボード/あるいは受験勉強」
こんにちは、立川キャンパスの橋本です。
季節もかなり冬に近づき、夜も冷えるようになってきました。
あまりに冷えるときには、私は養命酒を使います。
成人済みの方は、養命酒の飲みすぎは心臓に負担がかかることに注意しましょう。
未成年者は、そもそも養命酒をのめませんので注意しましょう。
さて、今回は久しぶりに(?)ゲームの話です。
私が高校生の頃は二人用といえばまずM;TG!でしたが
大人になってから、
ジンラミー、デュラック、バックギャモン・・・など様々な選択肢を知りました。
もっと早くこれらに出会えていれば、もっと楽しかっただろうなあと思います。
そんななか、最近立川キャンパスのラインナップに加わったのが
イギリスの伝統ゲーム「クリベッジ」!
個人的に、二人用のゲームとしてはジンラミーと並び鉄板だと思っています。
手札で役をつくるゲームと
場札で役をつくるゲームが魔融合した
不思議な魅力のある得点レース。
一点、二点など細かく得点を積み重ねていくのが不思議と快感で
ゆるゆるとやり続けてしまう不思議な魅力があるような気がします。
得点が入るたびにクリベッジボードというボードで記録をするのですが、
そのためのボードもおしゃれなデザインで、雰囲気をもりあげます。
↑手前にあるのがクリベッジボードです(奥はバックギャモンボード)
そんなクリベッジですが
最近、妙に強い生徒がいます。
二年生N氏。フルゲームでは実はほとんど負けていないのではないでしょうか。
引き運がすごいのか、細かい駆け引きがうまいのか。
それとも、その両方か。
クリベッジでは、細かく得点を積み重ねることが求められます。
いったん引き離されても、次は必ずチャンスが来るようになっています。
人間万事塞翁が馬。
一手番で30点近く獲得することもある(121点で勝利!)ゲームですが
それは相手も同じ。
追い抜かされても焦らずに、自分ができる特典を積み重ねていくことで
一歩ずつ静かに勝利に近づいていけます。
これは、受験勉強と同じだなあと思います。
個人個人、進度も違えばチャンスが来るタイミングも違います。
周りが伸びる中、自分だけ・・・! という日もあるでしょう。
そんな時でも黙々と、自分の手札での最善手を打つ。
単語の書き取り、漢字の練習、計算の積み重ね。
その手番に一点でも二点でも重ねられれば
次のチャンスで勝利をつかめるかもしれません。
追われているほうも、同様です。
相手のことを考えすぎないように
自分ができることを黙々と続ける。
急に手札を増やす方法はありません。
みんな、そうした強さがあると思います。
だって、クリベッジでは一歩ずつ進むことができるのですから。
クリベッジボードの上でゆっくりと動く得点ペグたちを見ながら、
一ツ葉高校の受験生たちに思いをはせる橋本でした。