卒業証書授与式!
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです。
「卒業証書授与式!」
こんにちは、立川キャンパスの橋本です。
新型コロナウイルスの影響で、全国的に休校が続きます。
ここ立川キャンパスも例外ではなく、いつもより静かな日々が訪れています。
私たちと植物だけで執務する時間も多いですね。
いつも笑顔でいっぱいの立川キャンパスとのギャップたるや。
どうしても少し寂しい気もします。
そんな中、キャンパスを盛り上げてくれているのは
自習をしにやってくる在校生たち(自習室は解放されています)と、
卒業証書を受け取りにやってくる今年度卒業生たちです。
卒業式はできなくなってしまっていますが、
一年に一度の高校卒業!
お互いに、思いを込めて別れたいに決まっています。
そこで、立川キャンパスでも
キャンパススタッフによる特別卒業証書授与式を行うことに!
もちろん、このご時世なので、
全員が一堂に会した式典を行う、というわけにはいきません。
自分の都合のいい時間に来て、私たちと数名だけでの小規模な式典を行う。
それが、立川の答えでした。
一人一人に、しっかりと時間をかけて
卒業まで一緒に過ごした年月を思い出しながら、
卒業証書と記念品をお渡しいたしております。
みんな少し戸惑い、はにかみながら卒業証書を受け取ります。
高校を卒業できたという喜びと、新世界へのワクワクと不安。
そして、少しの感傷。
感傷は双方向。
一緒にゲームしたなあ、とか
受験勉強を一緒に頑張ったなあ、とか
スクーリングでの笑顔素敵だったなあ、とか・・・
こちらからの思いがあれば、生徒からの思いもあるはずです。
いい思い出が多いと嬉しいな、と思います。
さて、立川では同時に素敵な卒業制作も作っています。
空舞う花びらを模した模造紙。
デザインをしてくれた生徒は、そのまま芸術系の専門学校への進学を決めました。
小さな花びらたちには、一人一人の明日が書かれています。
介護の仕事に就くために資格の勉強を始める人がいれば、専門学校で人体を学ぶ人もいます。大学で歴史学を学びたい、と受験を頑張った人もいました。
進路に優劣はありません。
それぞれの場所にそれぞれの戦いがあり、すべて尊いのです。
世界は一つじゃない。
そしてあなたたちも一人じゃない。
舞う花びらは無数にあり、お互いがお互いを祝福しているように見えます。
可能性の渦。
花びらに包まれて、歩き出す生徒の足が書かれています。
この生徒は、かつての私たちであり、そしてこれからの君たちです。
自分が歩く道には、多くのひとの祝福と応援がある。
それを、忘れないでほしいと思います。
一ツ葉高校は、ひとの夢を応援するために生まれました。
夢をはぐくみ、実現する。
その助走の一部を手助けしたいなと考えています。
飛んで、風に乗ってどこまでも未来へ。
もし少し疲れたなと思ったら、いつでもここに遊びに来てください。
かわいい後輩たちも待っています。
職員ともども、歓迎いたします。
時々は羽根を休めて。お茶を飲んで。
また、飛べるように。
立川キャンパスでは、みんなの未来を応援しています。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス