シルクロードがつないだ楽しみ、画面越しのバックギャモン
シルクロードがつないだ楽しみ
こんにちは、立川キャンパスの橋本です。
立川キャンパスには様々な活動をしている生徒がいます。
受験勉強はもちろん、
ゲームのようなものまで。
ゲームといえば、
一ツ葉高校立川キャンパスでは、
このところ毎週バックギャモンリーグが開かれています。
古代エジプトで生まれたバックギャモンは、シルクロードを通って日本に渡りました。
ルールを5分で覚えることができる簡易さと奥深さが、世界中で3億人を魅了しています。
リーグといってもお金や名誉がかかっているような重いものではなく、
初めての生徒でも気軽に参加できるものです。
ウェブ上のバーチャルテーブルトップで行うので
簡単かつ安心・安全にプレイできます。
先日も、急遽OBゲストまで参戦した試合が行われました。
新入生も複数参戦し、画面も大盛り上がり!
初勝利をつかんだ新入生に祝福を!
いつもは審判をおこなっていますが
今回は私もエキシビジョン枠で参戦。
果敢なブリッツゲームを行おうとしたんですが
出目が走りすぎ、あえなくボコボコに・・・立川キャンパスの生徒はやはり強いですね。最後はぞろ目でぶっちぎられました。
ブリッツ(攻撃)とバック(一か八か)ばっかり仕掛ける危険なプレイスタイルを
何とかしないと、これより先には行けない気がしています。
出目が走った時点でランニングに移行するべきでしたね。
初めてルールを覚えたプレイヤーでも、いい線まで行けるのがバックギャモンの良さ。
キャンパスの先輩たちも面倒見がよく、優しく教えてくれますよ。
ゲームに限らず、キャンパスでの生活も安心です。
私たち教員も、先輩たちも、フラットで柔らかな人間関係でサポートしてくれます。
毎月転入生がいる一ツ葉高校ですが、何月に入学した生徒でも楽しく混ざれますよ。
そしてこの日なにより素敵だったのは、センスのある言葉たちに出会えたことです。
「シルクロードは絹だけでなく、恐ろしいものも運んできた」
「ここのコマを孤独にさせるわけにはいかない」
「なぜ、ひとは、かなしくなるのでしょうか」
盤上の詩人の誕生です。
勝ち負けも大事ですが、もっと大事なものがあります。
自分が負けていても、相手をたたえ楽しんで過ごすことができる力。
昨今、ネット上で相手を煽る不届きなゲーマーが増えていると聞きました。
しかし、ゲームとはそういうものではありません。
ラグビーワールドカップのときに見た、勝者と敗者が試合後にノーサイドになる美学。
頭を垂れ、勝者をたたえる棋士。
勝者以上に美しい姿です。
悔しさをこらえ相手を笑顔でたたえるのはなかなか難しい。
スポーツや勉強で経験した方も多いかもしれません。
バックギャモンをはじめとしたゲームで、そんな力も身につけてほしいと思っています。
一ツ葉高校立川キャンパスは、頑張るみんなを応援しています。
今度はジンラミーなどもしてみたいですね。