今こそチャレンジ!
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです。
こんにちは。立川キャンパスの宇野です。
ただいま一日の授業を全て終えて一息つきながらブログを書いているのですが、
なんだかいつもよりも自分が疲れているような気がします。。
それもそのはず!今日の古文の授業では『徒然草』を読んだのです。
『徒然草』は鎌倉時代に兼好法師によって書かれた著名な随筆。
どうしても教えるのに力が入ってしまいます。
『徒然草』のテーマはずばり「無常観」
「無常観」とは簡単に言うと、万物はみな自然の流れと供に移ろいゆく、という考え。
春から夏になり、そして秋になり、冬になるように、
人は生まれ、栄え、そして年をとって来世へと旅立っていく。
常に同じところに留まっていることはできないのです。
『徒然草』はこう言います。
「この世を去るというときになって、
初めて早くやっておけばよかったと後悔しても遅い。
いつかやらねばならないことはタイミングを待つことなく、
今すぐやらなければならない」
本当にそのとおりだと思います。
古文と聞くとなんだか親しみのないよくわからないことばかりを言っている科目、
と思われるかもしれません。
しかし、約700年前から届いた『徒然草』に込められたメッセージは、
現在を生きる私たちにとっても学ぶことが多いことばかりです。
今は高校生かもしれません。
でも、ずっとずっと高校生でいるという事はあり得ません。
あっという間に高校生活は終了し、人は年を重ねていくのです。
高校を卒業してから「高校生の間に○○をしていればよかった」
と思っても、時を戻すことはできません。
やらなかった後悔より、やった後悔の方がずっとずっと学びが多いもの。
今、少し興味はあるけれども、面倒だから、失敗しそうだから、
傷つきそうだから、先延ばしにしていることはありませんか?
ぜひ『徒然草』からのメッセージを受け止めて、
先延ばしにせず、まずは挑戦してみてください。
勉強でも趣味でもバイトでもなんでもOK。
興味があることをはじめてみてください!
私たち立川キャンパスの先生たちは、
「高校生のうちにやっておけばよかった!」
なんて後悔を誰一人としてして欲しくないから、
いつでも皆さまの挑戦を全力でサポートする体制を整えていますよ。
三蜜を避けるプラスチックのパーテーションとマスクの向こう側は、
今までと変わらない笑顔です!
なにか悩んでいることがあったら気軽に職員スペースに相談しに来てくださいね!