自分をほめるということ
こんにちは、立川キャンパスの宇野です。
本日は朝からバタバタです。
なぜかというと、進学コースの3年生たちがこの土日に共通テストを受けて、
今日はその自己採点をしているから。
共通テストの自己採点ほど精神力を削られる作業はありません。
自分が受けた試験を自分自身で丸付けしていくわけですから…。
いつもはクールなHさんも今日ばかりは声にならない叫びをあげています。
正解した問題はあるけれども、もちろん間違えた問題もたくさんある。
模試ではもっと点数が高かったのに、なんだか実力が発揮できていない科目もある。
自己採点をすると少なからず悔しい気持ちをすることになるでしょう。
かくいう宇野も十うん年前のことですが、センター試験を自己採し、
激しく悔しい思いをしたことを記憶しています。
しかし、忘れないでください。100%完璧な答案なんてほぼ存在しないのです。
誰でもどこかに何かのミスをして、悔しい思いをするのです。
それを一つ一つピックアップして、「全然できていない」なんて思ってはいけません。
まずは「できたこと」に目を向けて、自分を褒めましょう。
「この問題は解けた」「プレッシャーがあったけど共通試験会場にちゃんと向かった」
「ここまで受験勉強をすることができた」「自己採点をしてみた」
自分で自分のできたことを見つけて丸をつけましょう。
そして「えらいぞ!自分!!」と褒めちぎってしまいましょう。
3年生以外の皆さんも同じです。
毎日生きていると「あれができない」「これができない」と落ち込むことがあります。
落ち込みやすい人ほどぜひ、そんなネガティブ思考になりそうになったら
「あれもできたぞ」「これもできたぞ」と「できたこと」に注目しなおしましょう。
子どものころは、怒られたり厳しくされたりすることも多いけれども、
一方で褒められる機会にも恵まれています。
漢字ドリルをやったら花丸をもらえる。
ラジオ体操をしたらスタンプをもらえる。
体育会で優勝したら「よくやった!」と言われる。
しかし、大人になるにしたがって、誰も自分を怒ったり褒めたりしてくれなくなります。
自分で自分を叱り、自分で自分を褒めなくてはいけなくなります。
立川キャンパスの生徒の皆さんを見ていると、
自分に厳しくするのは得意だけれども
自分を褒めるのは苦手、という生徒の方が多いように感じます。
「我こそは自分褒め下手だ!」と認める方々!
さぁ2021年は毎日自分を一回は褒めて、
自分褒め上手を目指しましょう!