《わさび菜の収穫者/Wasabina Harvester》
わさび菜の収穫者
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです
こんにちは、立川キャンパスの橋本です。
立川キャンパスの課外活動には、ボードゲーム部やかるた部、手芸部のほかに
園芸部というものもあります。
立川キャンパスには陽光差し込む明るいテラスがあるのですが
ここでいろいろなハーブなどが栽培されています。
植木鉢におハーブ生えますわ。
今はカモミールを植える計画のために耕し中ですが
そんな中、一つだけ耕されていない植木鉢が一つ。
そうです。
以前、わさび菜を栽培していた植木鉢です。
わさび菜は、わさびに似た風味のある面白い野菜で
豆乳鍋や天ぷらとの相性が抜群です。
あまり食べたことがないという生徒もいましたが
世界を広げる意味でもおすすめですよ。
さて、
なぜわさび菜の植木鉢を残しておいたのか、
という点に話を戻しましょう。
結論から申し上げます。
わさび菜は種をとることができる野菜だからです。
冬に葉を収穫したわさび菜は、
それから花を咲かせ種を作ります。
カラスノエンドウに似た小さなさやができるのです。
このさやをカラカラになるまで放置し
触れば崩れるような状態になってから、収穫します。
先日、この収穫作業を行いました。
いざゆけ一ツ葉園芸部!
最初は手で取ろうと思いましたが
さやが脆く、触るたびに弾けてしまいます。
生徒が考案した、はさみ穂首刈り方式で事なきを得ました。
縄文時代の稲作のように
さやのついている茎ごと収穫するのです。
雨の合間を縫って、ぱちぱちと。
一時間かけて、すべてのさやが取れました。
あとは、ゆっくり種をとればいいだけ!
小さくてかわいい種で、なくしてしまいそうです。
来年の冬が 楽しみです。
ところで「収穫者」って単語、すごいM;TGみがありませんか?
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス