トビタテ留学に関する断章:オーストラリアの思い出
「トビタテ留学に関する断章:オーストラリアの思い出」
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです。
こんにちは、立川キャンパスの橋本です。
みなさんにはどのような夢がありますか?
一ツ葉高校にも、いろいろな夢を目指す仲間がいます。
立川キャンパスからも
プロスキーヤーに向けて日々歩みを進めている生徒などがいますよ。
みんなの夢を応援するために生まれたのが一ツ葉高校です。
そんな夢を応援するための仕組みの1つが
「トビタテ留学」です。
国や民間企業からの資金援助により
リーズナブルに留学できる制度です。
※もちろん、審査があります。
一ツ葉高校からも、毎年トビタテ留学をしている生徒がいます。
全キャンパス合わせての数値ですが
採用数は全国の高校で第三位です。
少人数制の通信制高校なので、生徒たちが頑張ってくれた結果です。
今日は、
海外に行くということについて
橋本が少ないながら経験をお話させていただきたいと思います。
橋本は生涯で一度だけ
海外に行ったことがあります。
大学生のとき、大学側が用意してくれた二か月間の語学研修プログラム。
それの応募に合格したのです。
初めての海外。
初めてのオーストラリア。
今から十数年前のことです。
橋本も無知で弱く、愚かでした。
オーストラリアについて知っていたことは
ブーメラン、カンガルー、コアラ、ウォンバット
・・・それとグレートバリアリーフくらいです。
成田空港からの飛行機で時差ボケした私を出迎えてくれたホストマザー。
隣室には韓国の若者と、中国のおじさん。
そして初日は私と関係ない中国ホームパーティ
不安と、楽しみが一杯だったのを覚えています。
そこからの日々は風のようでした。
断章:箇条書きの記憶
最初の記憶⇒お前の名前は言いにくいから今日からデイビットだ。
庭が広いこと。
新聞は庭のどこかに投げ込まれること。
冷房は床から湧くこと。
十字路には必ずラウンドアバウトがあること。
やたら道が広くて長く、数キロおきにしか信号がないこと。
そんな道に「信号がありすぎる」とみんな文句を言っていること。
ウォンバットはその辺にいないこと。
アボリジニの方々の英語は心地よいリズムがあること。
挨拶は「ハロー」ではなく「G’day mate」が正しいこと。
アメリカの食品はプラスチックでできていると教わったこと。
カンガルージャーキーはオージーの主食ではないこと。
アメリカ風の発音「トメィトゥ」を、必ず「トマァトォ」に訂正されたこと。
そして、つたない英語でも頑張って話せば意志が伝わること。
急に道で私を呼び止め
「do you know リリカルなのは?」
と聞いてきた謎のオージー。
腹が減ったといつも言いながら、夕食後に必ず中華を調理し
ホストマザーに怒られていた中国のおじさん。
(敬称をつけないと怒る)気さくな韓国のハウスメイト氏。
みんな、懐かしい思い出です。
こうしてみると
講師から学ぶことだけでなく
現地の生活の中にもいろいろな発見がありました。
オーストラリア、楽しかったなあ・・・
いつでも相談に乗りますよ。
いつか、橋本はイギリスに行って
本場のパブでクリベッジやバックギャモンを打ってみたいと思っています。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス