卒業生が遊びに来てくれました!
こんにちは、立川キャンパスの宇野です。
先日の放課後、卒業生たちが遊びに来てくれました。
華やかで美しい女性たちがカウンターに登場し、
どなたかの保護者様かしら?と思ったら、
すっかり大人になった卒業生でびっくり!
もちろんメイクやファッションだけでなく所作全てが洗練されてます。
「これどうぞ」とお菓子まで頂いてしまいました。
各々別の道を歩んでいる彼女たち。
仕事について、将来について、
高校時代とは全く異なる悩みを抱えながらも、力強く羽ばたいていました。
人生は多かれ少なかれ悩むことの連続。
悩みがゼロです!不安もゼロです!
なんて生存本能的にありえない。
けれども悩みを繰り返すうち、自分の悩み傾向がわかるようになる。
悩んでいるという事実を客観視できる冷静さを持つようになる。
そして相談できる友達や伴侶を持つようになる。
悩むことによって前後不覚、五里霧中、暗中模索、四苦八苦しなくなる。
それが”大人”になる、ということなのかもしれません。
ちょうどその時、悩める在校生が一人カウンターにやってきました。
宇野も悩みを聞き、アドバイスをしようと思ったけれど、的を得ない。
そんな時は卒業生の出番。
私なんかよりもずっと高校生の立場を理解しつつ、
冷静なコメントをしてくれます。
なるほど、高校生はそうだよね。
彼女たちのアドバイスを聞きながら、私まで納得してしまいました。
「時間が空いたときに母校に行きたいと思いますか?」
というアンケートにどれくらいの人が「はい」と答えるでしょうか。
少なくとも宇野は「いいえ、そうは思わない」です。
もちろん母校は好きです。
恩師への敬愛もあります。
けれども行きたいか?師と話したいか?
と言われたら、「またの機会にしようかしら」となってしまいます。
仮に母校に行ったとしても、在校生と触れ合うことがあるでしょうか?
在校生の悩みを聞くなんてことは起こりえないと思います。
しかし、一ツ葉は違うようです。
卒業して何年も経った卒業生たちが遊びに来てくれ、
そして在校生の悩みを聞き、真摯にアドバイスをしてくれる学校のようです。
人一倍悩んだ、濃い思い出が詰まった学校だからでしょうか?
ありとあらゆる垣根のない、フラットな学校だからでしょうか?
それは分かりません。
分からないけれども、そんな一ツ葉を誇らしく思います。
そして、こんなふうにいつまでも心の拠り所となる学校でいられるように、
ますます努力していこう!と思うのでした。