ミズと水菜の神隠し
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです。
こんにちは、立川キャンパスの橋本です。
平均気温の低い9月ですね。
キャンパスでは試験期間が終わり、
この一週間だけの通常授業が始まりました。
単位認定試験を乗り越えたせいか、
こころなしか生徒たちの顔も晴れやかです。
授業のメインは進学コースのものとなりますが
もし一般コース等でレポート授業をしてほしいという方がいた場合は
スペシャルトピックの講義を行いますので
ぜひいらっしゃってください。
進学コースでは、
いよいよ受験生の戦いが佳境を迎えます。
佳境院典明です。
英語も数学も、三年生対象の授業は
どんどん問題演習をしていきますのでお覚悟あれ。
これからの予定としては、
来週月曜日に終日のゲーム大会があります。
電源ゲーム、非電源ゲーム関係なく
遊び倒しますよ!
もちろん、全員マスク&換気&テーブル消毒で・・・
そのあとは終業式→秋休み→始業式ですので
忘れずに出席してください。
さて、時々このブログでは昆虫の話をしているのですが
今日は植物について。
ミズとよばれる野菜、皆さんご存知ですか?
水菜ではありません。
オクラやモロヘイヤのように粘り気がある野菜で
刻んで味噌と混ぜ、ご飯にかけて食べるものです。
植物っぽい香りがしておいしいのです。
私はこのミズが昔から大好きで、
母親が作るミズ料理を楽しみに育ってきました。
炊き立てのはえぬきやあきたこまちに
刻んだミズをかけて、一気にかきこむ!
最高の贅沢ですね。
夏の定番「だし」(ナスやキュウリを刻んで漬けたものです)
と並んで、ご飯のおともです。
しかし
しかしです。
この「ミズ」
なんと、東北ローカルの食材のようなのです。
橋本は小さいころ「水菜」を知らず
「ミズ」だけを知っていたので、
「鍋に水菜を入れる」という言葉の意味がよくわかりませんでした。
あんな刻みモロヘイヤみたいなの入れてどうするんだろう・・・と
本気で悩んでいたのを覚えています。
その後「水菜」を知りましたが、
水菜を見てもなんか偽物みたいに見えたものです。
ちなみに職員に聞いてみましたが、
仙台市(東北一の都市)では食べていないようなので
日本海側ローカルかもしれません。
仙台は「だし」も「トンブリ」もあまり見ないそうです。
もちろん関西でも食べないそうですよ。
当然だと思っていたことがそうではなかった瞬間の驚きってすごいですよね。
受験勉強の話に戻りますが、
先日生徒から、「まったく答えが合わないんです」と相談を受けました。
途中式を検証すると、おかしくは見えない・・・
何が違うんだろうと30分も額を突き合わせ・・・
「これ、ここじゃなくてこっちの長さ出す問題だよ」
「あっ・・・」
最初の思い込みってすごいです。
ミズ/水菜の勘違いは笑い話で済みますが、
受験勉強で勘違いしたまま計算を進めると危険ですので
必ず、念には念を入れて問題文を読んでくださいね。
橋本
一番好きな野菜 みょうが