はじめまして! 津本(つもと)です。
はじめまして! 津本(つもと)です。
今月から数学科の授業を担当することになりました。
どうぞよろしくお願いします。
最近はコロナで家にいる時間が増えたので、時間のある時にはミステリーや医療小説を読んだりしています。
あとは音楽が好きで、中学時代は吹奏楽部でホルンを吹き、高校時代は合唱部でした。
今は、巣立って行った娘が使っていた電子ピアノをお休みの日に弾いています。
(人に聞かれるとちょっと恥ずかしいのでヘッドホン着用です…!)
コロナ以前は鎌倉、川越、高尾山など歴史のある街並みや自然の中を歩くのが好きで、遠出をしてお散歩を楽しんでいました。
コロナでしばらく遠出を控えていましたが、3週間ほど前の週末、久しぶりにちょっと遠くの群馬県まで出かけてきました。
あの頃はこんなに寒くなくて、世界遺産「富岡製糸場」を見学したり、日頃の運動不足を解消!とばかりにあちらこちらを散策して来ました。
学生時代は社会科が好きではなくて、地理にも歴史にもほとんど興味がなかったのに、大人になってみると、特に旅先やお出かけ先で学ぶ地理や歴史は純粋に面白くて興味津々、人って変わるものですね。
私の大学時代の専門は数学で、統計学を専攻していました。
よく「数学って将来使わないよね? 何の役に立つの?」と聞かれますが、確かに社会に出ると数学の先生以外、あんまり数学を使いません。
ですが!「確率・統計」はすごく使われています。
コロナの感染者数、毎日の発表に一喜一憂してしまいますが、この感染者数を「7日間移動平均」のグラフにすると、「月曜日は少なめ」などの日々の細かい変動が取り除かれて長期的な傾向をはっきりと表すことが出来ます。
「7日間移動平均」が減り続けていると、感染者数は確かに減っているのです。
日々の細かいデータを眺めているだけでは分からない、大きな変化や流れを読み取る(予測する)のが統計学で、身近なところでも役に立っているのです。
あとは、「数学の証明問題が嫌い」って思う人は多いかもしれませんが、論理的に考えることは数学に限らず日本語や英語で作文する時にも必要で、コンピューターのプログラミングだってコンピューターに向かって作文を書いているようなものです。
大人になった時に論理的に考えられる力を身につけるために数学があるのかな、と私は思っています。
そんな難しいことが盛りだくさんの数学ですが、「今まで分からなかったところが分かった!」と喜んでもらえるように、これから一緒に頑張っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
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津本(つもと) 真理