立川キャンパス ブログ

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  1. 不況で物価高騰って何?

    こんにちは。立川キャンパスの矢田目です。

    授業で政治経済のレポート指導を受講されている方や

    進学コースで公民の授業を受けている方はわかるかと思いますが

    ここで質問です。

    現在、不況下にあるのに物価が高騰している状況のことをカタカナで何といいましたか?

    ヒント!

    カタカナで○○○○○○○○○の9文字です。

    わかりましたか?

    答えは・・・

    「スタグフレーションです。

    授業等で見覚えのあるコトバですよね。

    よくスーパーやコンビニ等へ買い物に行かれる方は、徐々にではありますが

    一部の商品が値上がりしているのを感じているのではと察します。

    例えば“小麦”が絡んだ商品とか、コーヒー豆、大豆商品とか。

    石油が1.5倍、鉄鉱石が2.0倍の値上がりが今後予定されているようです。

    ついでに第四次中東戦争のあった1973年に

    石油輸出機構(OPEC)が原油価格を一挙に4倍に引き上げ

    結果、世界中が今と同様なスタグフレーションに陥っています。

    この影響で日本の実質経済成長率は戦後初のマイナス成長を記録しています。

    歴史は繰り返されます。

    円相場も円安の影響が数字によく反映されています。

    ついでに、現在の円相場は1ドルいくらかわかりますか?

    わからない人はSNS等で確認してみてください。

    円相場は生き物のように日々変動しています。

    日本の物価高騰もさることながら、それ以上に深刻な問題となっている国があります。

    ここで二つ目の質問です。その国とは、どこでしょうか?

    わかりましたか?ヒントは、日本と関係の深い国です。

    正解は・・・アメリカ合衆国です。

    その例を一つあげましょう。

    卵1パック(10個入り)の価格で比較してみますと

    日本だと、大体200円前後で購入できるはずです。

    それがアメリカであればどうなるかというと、その価格が3倍に膨れ上がります。

    つまり、1パック600円です。

    日本で卵1パックの値段が600円だとしたらいつも通りに購入しますか?

    もし自分だったら、購入する機会を多少控えるようにするかと思います。

    それぐらい、私たちの身近な生活に物価高騰の影響が出始めています。

    もう一つ例としてあげるとすれば、某チェーン店のハンバーガーセットの価格ですが

    日本ではセット価格で610~690円だったかと思うのですが

    アメリカ合衆国だと、日本円で確か1,470円だったようです。

    皆さんに馴染みの深いファストフードでもこれだけの価格の差があります。

    ここまで普段馴染みが薄いであろう経済について、色々と触れてきましたが

    日本人に限らず、世界中の人々が同様な感覚でこの時を過ごしているので

    マイナスな要素ばかり考えるのではなく、コロナ禍から続いているこの状況下を

    皆さん個人の中におとしいれて、しっかり考える機会を作ってほしく思います。

     

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