思い込みを回避しよう!
こんにちは、立川キャンパスの宇野です。
単位認定試験の採点をしていると、残念なことに漢字ミスによく気が付きます。
全部丸!これは100点だ!!
という答案の一番最後で漢字ミスを見つけた時なんて・・・
おそらく生徒よりも私の方が悔しい気持ちをしていることでしょう。。
宇野は、漢字ミスって大きく分けて2種類あると思うのです。
➀ケアレスミス
語群や本文から漢字を抜き出す時の不注意による間違い。
よく見てその通りにうつせば、次回は間違えない!!
➁そもそも間違えて覚えている
これは、自分が間違っていることに気付き、修正しない限り、
次回以降も間違えてしまう!!
ということで、このブログでは、
「➁そもそも間違えて覚えている」について語っていきたいと思います。
とにかくお伝えしたいのは「実は漢字を間違えて覚えてるってよくある現象」ということ。
かくいう宇野も「黄」の漢字を間違えていたことに高校生の時に気が付きました。
それまで真ん中の部分を「田」と書いていたのですが、実はよく見ると「由」!
「黄」を間違えているせいで、必然的に「横」も間違えていたことに…。
横浜市在住だったため「毎年デカデカと間違った「横」で年賀状を送っていたのか、、」
と、どうでもいいことにショックを受けた記憶があります。
ついでに言うと「身」と「為」は社会人になってから間違えていることを知りました。
「はみ出るとこ微妙に違うじゃん・・・」っという具合に。
思い込みとは恐ろしいもの。
「黄」を何千回も間違えて書いているのに、「あっている」と思い込んでいるせいで誤りに気付けない。
これって漢字以外にも言えると思うのです。
例えば、私はおでんの「ちくわぶ」は「ちくわ」の親戚で、魚のすり身だと思い込んできました。
しかし「ちくわぶ」の原材料は小麦です。
うどんの親玉のようなものです。
私が感じてきた「ちくわぶ」の魚みは一体何者だったのでしょうか。
思い込みによる損失を減らしたいなら。
まずは、自分の思い込みに気付かなくてはいけません。
思いを込み状態から解放して差し上げましょう。
「黄」の真ん中は「田」だ
「ちくわぶ」は魚のすり身だ
私は数学が苦手だ
全ては思い込みの世界の産物かもしれません。
では、自分の思い込みに気付くためにはどうすればいいでしょうか。
そのためには「自分は思い込みをしてしまう存在なのだ」ということを受け入れること。
そして、たくさんの経験を重ねること、が大切です。
漢字の思い込みミスを減らしたいなら、漢検を受けてみるとよいでしょう!
数学が苦手だと思うなら、数学を勉強してみると良いかもしれません。
経験を重ね、己の思い込みに気付き、新しい世界を受け入れる。
世界の色どりは無限大に広がっていますよ!
書き手:宇野
好きなおでんの具(3選):大根、白滝、ちくわぶ