2月のキャンパスは鬼だらけ!?
通信制 一ツ葉高等学校 立川キャンパスです
こんにちは、立川キャンパスの宇野です。
2年生のH君が何やら紐をアミアミ・・・
なに!?昭和生まれには懐かしいミサンガじゃん!!
お隣には、ポップでかわいい色合いのフェルトの束。
ミサンガとフェルトで生み出されるのは、
どうやら2月のキャンパスを飾るオーナメントのようです。
立川キャンパスはシーズンごとに、見事な造形品が飾られるのですが、
制作は手芸部の皆さま!
「布と糸でなぜここまで想像力豊かで可愛い立体が生まれるのか」
と毎回圧倒されているのですが、2月の節分はとりわけ力作!
キャンパスの至る所に赤鬼・青鬼・黄鬼が隠れております。
鬼であることを放棄したかのような、殺気の無さ。
いや、むしろ100%Kawaii
くま〇ンも負けを認める、ゆるキャラ具合でございます。
ちなみに宇野は黄鬼推しでいきたいと思います!
過去にはイースター、ハロウィン、クリスマス…。
どの造形もすべてかわいかった!
宇野もイースターのうさぎを一匹紙粘土で作った記憶。。
宇野うさぎはどこに跳んで行ったのでしょうか。
現在行方不明でございます。
どうやら雪の妖精シマエナガも一匹飛び立ったらしい…。
たまに手芸品が旅立つ立川キャンパスの七不思議。
ほんこわ。
そんな素敵な手芸部の活動も、今月でひと段落。
なぜなら創造の要(かなめ)にいらっしゃる
3年生の部長が、近く卒業をしてしまうから。
現在、手芸部部長は一ツ葉最後の超大作、
ということで卒業制作に着手してくれています。
毎年卒業式に華を添える卒業制作の数々。
去年は美術部を中心に
アルフォンス・ミュシャの「黄道十二宮」にインスパイアされた
芸術的な絵画を完成させてくれました。
模造紙・画用紙・水彩絵の具という限られた画材を駆使して、
芸術を生み出す技術力は圧巻でした。
そして、今年はなんと立体制作!
まずは「卒業制作を立体にしよう」という発想が稀有!
そして、布・糸・針金を駆使して、美しく且つ強度を保った構造をつくる建築力。
試作段階からチラチラと拝見していましたが、部長と感性と手先の器用さが、
余すところなく発揮されています。
これから卒業制作は最終段階に突入する模様。
卒業式の日に見られる完成形が今から楽しみです。
3年生が卒業すると少し寂しくなる立川キャンパスの課外活動。
しかし3年生が残したものを2年生が受け継ぎ、新たな1針を紡ぎだしてくれるはず。
取り急ぎミサンガの技術は2年生のH君にめでたく伝承されたことでしょう。
書き手:宇野
好きな手芸の技:かぎ編み