夏休み中の歴史科目の学習方法
昨年より全然暑い・・・今年の夏🍉
連日に亘って酷暑が続いておりますが、充実した夏休みをお過ごしでしょうか?
自分で使える時間がこの期間たくさんあるので、外出する機会にはもってこいなのですが、
連日、最高気温が40℃以上の酷暑になっている地点が数多く出ています。
命に係わるような気温上昇となっておりますので、
皆さんは、外出したい欲求を抑えて、涼しい環境で、一生懸命に勉強に勤しみましょう‼
人間、諦めることも大事です…
この酷暑は受験勉強には好都合・・・✍
強引にでありますが、お勉強のお話で繋がりましたので
特に受験を控えている3年生を主な対象とした
”日本史探究”の8~9月の2か月間に特化した
準備の進め方の一例を提示したいと思います。
夏に予定らしい予定がないようでしたら、とにかく勉強してください‼
特に夏休み中の“日本史探究”の受験勉強は、時間を有効に使えるチャンスです。
最も効果的に取り組むためには、
「基礎固め → 通史完成 → 応用・演習」の流れと優先順位が重要です。
✅ 最優先:通史の完成(インプット)
優先順位① 通史の理解と暗記(古代~現代)
目的:日本史全体の流れをつかむ。細かい知識は後からOK。
方法:教科書・資料集・一問一答などを使い、全体の流れを1周 or 2週。
特に「政治の流れ」「外交の変化」「経済の発展」「文化の特徴」を軸に整理。
ヒント:ノートに年号をまとめる。
文化史や外交史は後回しでも可。まずは「通史の柱」を立てる。
✅ 次に重要:テーマ史と文化史(インプット+整理)
優先順位② テーマごとの整理(縦のつながり)
例:「天皇と政治」「幕府と朝廷」「税制の変化」「身分制度」など
効果:思考力を問う問題や記述対策に有効。
方法:まとめノート作成 or 表にして整理。資料集の図や表を活用。
優先順位③ 文化史の暗記
各時代の代表的な文化・人物・作品を整理。写真や資料で覚えると◎。
✅ 後半から始める:過去問・演習(アウトプット)
優先順位④ 共通テスト・記述の過去問演習
時間があれば、共通テストの形式に慣れる。
演習と復習を1セット
出題頻度の高いテーマを把握。
✅ 勉強スケジュール例(夏休み40日想定)
期間 ・内容 ・目的
1週目:古代~平安 -通史の基礎
2週目 :鎌倉~江戸前期 -通史の継続
3週目 :江戸後期~明治 -通史の後半
4週目 :大正~現代 + 文化史 -通史完成+補足
5週目 :テーマ史まとめ -応用力強化
6週目 :共通テスト・記述演習 ・実戦練習
✅ 効率を上げるコツ
・朝のうちに暗記系(年号・文化)をやると定着しやすいですよ。
・教科書に準拠した穴埋め問題は流れをつかめやすく、理解しやすいですね。
→立川キャンパスで絶賛実施の演習授業にて展開中。興味のある方は一度体験に来てください。
・夜は問題演習などで理解を深めます(可能であれば)。
・模試や共通テスト形式の問題で、理解の穴をチェック。
・後期の授業が再開する前(8・9月)までに全体の流れをイメージできるまで把握するよう努めてください。
・自分の能力を過信しない。
→必ず手を動かして(書いて)覚えること。
・謙虚に、そして真摯に日本史探究の学習に向き合うこと。
→やるべき機会である、この時期にタイミングを逃すと、あとで取り戻すのはかなり困難!
要は「自分はこの夏休み期間中にこれだけ勉強したんだ!」という
達成感を得られるかがポイントです。
どれだけ勉強を積み重ねたとしても、不安は付きまといます。
やってなかったら、なおさらです。
後期の授業が再開するまでのこの期間に
本気で勉強に向き合ってみてはいかがでしょうか。
今年も夏の高校野球選手権が開幕しました。
個人的に注目している代表校は
岐阜県代表の県立岐阜商業高校と
愛知県代表の豊橋中央高校(キーワードはアントニオ猪木)と
山形県代表の日大山形高校です。
恐らく、某局の“熱闘甲子園”でこの夏を熱盛する予定です。