日本語ってむずかしい
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの佐瀬です。
今日も相変わらず静かな立川キャンパスです。
午前中から、昨日に引き続き、看護系に進学する生徒と国語の勉強をしています。
「日本語難しい!」そう言いながらもがんばって問題を解いています。
日本史があるように日本語にも歴史があります。
現在の日本語は、a・i・u・e・oの5つの母音のみを用いていますが、
昔はこれらに加えて3つの母音がありました。
どのくらい昔かと言うと、奈良時代の頃、つまり「上代」と言われている時代です。
1「wiという音に近いもの」
2「aiのaの音が子音化したもの」
3「ioで、yo(ヨ)とwo(ヲ)の中間音」
当時の人々はこれら8つの音を日常的に話し、書くときも
万葉仮名と呼ばれる漢字で書き分けていました。
上代の代表的な文献『古事記』・『日本書紀』・『万葉集』などを見るとわかります。
少し専門的な話になっちゃいましたね。
さてさてブログを書いているうちに国語のプリントを解き終わったようです。
夏休みは受験勉強に大事な時期です。
がんばって希望の進路に合格して欲しいですね。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 佐瀬