平和主義
通信制 一ツ葉高校 立川のキャンパスの瀬口です。
今日は政治経済の授業がありました。
第二回のレポートの内容は日本国憲法と日本の政治機構です。
今日の授業では、日本国憲法の三大原則の平和主義について扱いました。
今の政治とも非常に密接な関係があるので、その基礎知識を学ぶことは非常に大切です。
平和主義とは①戦争の放棄②戦力の不保持③交戦権の否認を中心に成り立っています。
これだけ徹底した平和憲法は世界にも中米のコスタリカと日本くらいです。
(なんとコスタリカは軍隊すら持っていません。)
しかし、現実には日本には自衛隊が存在し、軍事費は世界第6位です。
この自衛隊を憲法の禁止している戦力とみなすかというのは長い間議論されている問題です。
また2000年前後から様々な有事法が成立しています。
有事とは戦争や武力衝突、自然災害などにより、数十名以上が亡くなるような緊急事態を指します。
有事法制は日本が他国からの侵略を受けた場合どう対処していくかを明記した法律が中心なのですが、
中には基本的人権を侵害する恐れがある法律もあるので慎重に政府の動向を見る必要性があります。
また現在、審議が行われ、話題になっている「秘密保護法」も様々な面で問題がありそうです。
その問題についてはまた来週のブログで。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 瀬口