研究者って憧れのはずなのに…②
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの菊田です。
もちろん、理化学研究所と高校を一概に同じというつもりはありません。
しかし、全部小保方さんが単独で行った事だ、と結論付けるのは違うのではないかと思います。
もっと言うなら、逆にSTAP細胞が存在したという事が証明された時、
理化学研究所はどんなコメントを出すのでしょうか?
「当実験に関しては、個人で行った事なので理化学研究所としてはコメントを出しません。」
ま、ないでしょうね。
マスコミの報道に関しても、勝手にヒロイン扱いして、今度は一点戦犯扱い。
う~ん…。
組織って何の為にあるんでしょう?
こんな時に、個人を守れる力が欲しいですよね。
そして、当然守る気があれば、そこまでの管理体制をしっかりするはずですよね。
研究者は子供が憧れる職業の中に入っているのに、
そんな夢を潰すような事は、今後ないと良いですね。
通信制高校には、何かしら事情があって転入されてくる生徒さんがいます。
逆に言うならば、そんな生徒さんを守るために、
学校はしっかりしたものでなければならないと思いますし、
夢や希望が感じられる場所である必要があると思っています。
生徒に対して責任をしっかり持てるような学校づくりをしていくことが、
全日制の高校と比較しても大切になってくるのではないかと思います。
さて、今回のSTAP細胞の一件ですが、こんな一言が言える人は出てこないのかなぁ…
「今回の一件は責任者である私の責任。責任は私が取らせて頂きます。」
そんな責任者なら、理化学研究所で研究者になりたい…
っていう子供も増えると思うんだけどなぁ…。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 菊田