集中力の上げ方~邪魔をする~
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの山口です。
先日のブログで、あるテレビ番組の中で、
生徒が先生役になって授業をすることでより理解が深まるそうで、
ひとに教えることは、より思考が整理されて定着する…
という話が出ていたことを書きました。
その際、集中力をあげるために、
「勉強の邪魔をするとよい」といった突飛な内容も出ていました。
一見、そんなわけないと思うような話ですが、なるほどと納得もしました。
それに関連したエピソードをふたつ上げてみます。
つい最近、小さい子どもに、「今はボール遊びしちゃだめ」と言った途端、
だめと言われたボールをなんとか私から奪おうと、
子供たちは必死になって挑んできました。
禁止されたことによって、逆に、どうしてもやりたいというスイッチが入ったのです。
やりなさいと強いられることはやりたくないし、
だめと言われるとやりたくなる心理を、実際に体感しました。
もうひとつ、私は受験生だった頃、
もう入試直前に部屋で時間を計って過去問を解いていたときのことです。
驚いたので、今も記憶にありますが、うちの母は、何度か部屋に来て
「今、テレビでペンギンが出ててすごくかわいいからリビングに見においで!!」
と話しかけてきたのです。
明らかに勉強している途中で、しかも時間計ってやってる最中なのに、
なんて不思議なひとだろう。天然なのか、ペンギンが好きすぎるのか、、
普通そんなことしないでしょ、、と当時は理解できませんでした。
気持ちを和らげる意図だったのかわかりませんが、
今思うと、その邪魔してくる行動は、私の集中力を逆に高めていたのかなと思います。
ということで、集中力の高め方、
意外とカフェや電車など周りで声がしているほうが集中しやすいこともあると思います。
環境や気持ちの持っていき方など、自分で工夫してみてください。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 山口