卒業式を、親の立場から
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス の丑谷です。
先週末の卒業式では、送辞・答辞に感激しました。
「うまくいくかな~。心配だな~。」と案じていた生徒もいたのですが、
本番ではバシッと決めてきました。
所作も丁寧で、壇上での姿を見上げると、見ちがえるようでした。
特に感激したのは、彼らが両親への思いを表明したときでした。
卒業式の機会に、感謝と決意の気持ちを述べるのはよくあることですが、
その場で聞くとなると、感に堪えません。
特に親となってみると、
「ここまで育て上げるのは、どれだけ大変だっただろうか。」と、また涙が。
「どんな時でも、自分の気持ちを尊重して、支えてくれた。」
というフレーズも聞かれました。
まだ幼い子供がいる私としては、
「こんな立派な卒業生に仕上がったら、十分、子育て成功だな。」と思いました。
また閉式後、何人かの保護者の方々とお話しする機会に恵まれました。
普段、生徒と接するばかりなので、直接お話を伺うのは貴重な経験です。
これまでの子育てで大変だったこと、
子供の長所を工夫して伸ばしてきたことなど、
新米ママにとっても、教科を指導する立場としても、示唆に富んだ内容でした。
また新たな気持ちで、在校生の指導を行っていきます。
来年の卒業式で、職員としてやり残したことのないように。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 丑谷