人間の仕事がなくなる？その２

2016年1月27日

通信制 一ツ葉高校　代々木キャンパスの山口です。

２０年前、私が小学生の頃、スマホはもちろん、
まだ普通の携帯電話やパソコンを目にしたことはありませんでした。
インターネットが何か、ということも知らない時代です。
待ち合わせをするときは、何時にどこというのを必ず決めて、
それに遅れる場合など、相手と連絡をとりたい場合には、
家の固定電話に電話をするしかなく、
本人が外出後の場合は直接本人には連絡とる手段がないという状況でした。
それが携帯電話の電話、メールが一般的になり、
さらに外でもネットに接続できるようになり、
スマホが登場し、２０年後の今では電車の中の人々の多くがスマホを操作している、
というちょっと不気味な光景にも思える世の中となりました。
２０年でこれだけ変化しているということを考えると、
この先も変化はあるだろうと思います。

みなさんは、進路や将来の自分の生き方、仕事について考えるとき、
この変化の起きている世の中の動きや技術の進歩についても、
少し頭の中に入れておいてはどうでしょうか。
それは必ずしも最先端の技術の進歩に合わせていく必要があるという意味ではなく、
そうした中で、より人間的なコミュニケーションをあえて強めていく…
という方向性もあるということです。