日本語の、魅力。
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパスの寺澤です。
突然ですが…
「君が好きだ」
「君が、好きだ。」
見た目の印象として、どちらが引きつけられる感じがしますか?
感覚的な問題もあるかもしれませんが、おそらく
「君が、好きだ。」の方に引きつけられる人が
多いのではないでしょうか。
「、」や「。」といった句読点は、文と文を区切るだけの
“力”を持っているだけあって、言葉を引き締めることができます。
8年ほど前に小説や映画が大ヒットした「セカチュー」の正式な題名は
「世界の中心で、愛をさけぶ」です。
これがもし「世界の中心で愛をさけぶ」だったら、
同じようなブームを巻き起こせたか?と私は思います。
句読点が作り出すインパクトは、強烈なものだと考えています。
こんな些細なことでも、掘り下げて考えられるのが
日本語の面白さではないでしょうか。
みなさんもいろいろな視点を持って日本語について考えてみてください。
「それでは、よい4連休を。」
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパス 寺澤