現代社会の授業について
一ツ葉高校 代々木キャンパスの矢島です。
社会科の授業の中で、一番出席人数が多いのが「現代社会」です。
「現代社会」の授業は、何のために勉強するのかといえば、
ざっくり言うと、「僕たちの暮らしについて知り、考える」ということです。
ですから、生徒たちには「日本」の政治や財政のしくみなどをよ~く知ってもらったうえで、
「未来」について色々と考えてもらいたいと思っています。
今日は「日本の財政」のしくみと「日本の金融」について勉強しました。
「世界には、いろいろな税金があるんだよ」というはじまりで、
変わった世界の税金を紹介すると、生徒たちも驚いていたようで、
「ええー、ポテトチップスに税をかけるんだ!」「海賊税って何?」など、楽しそうな反応を示してくれました。
また、「日本の借金は1000兆を超えそうな勢いです。これは、1人あたり800万円借金してることになるんだよ」という事実に一番驚いていたようです。
授業をしていて一番うれしいのは、生徒の驚きや楽しみなど、新鮮な反応が直接見れた時です。「教師をやっててよかった」と思ったりもします笑。
授業の時間は限られていますが、本当に生徒たちに必要なことは、「覚えたことを生かして、自分の考えを持ってもらう」ことなんだと思います。
僕自身、ただ「覚えてもらう」授業ではなく、みんなにいろんな考えを持ってもらって、それを言い合える場所にしたいと思います。
そう出来るかは、教師の腕の見せ所なんですけどね…。
とにかく、「あぁ、受けてよかったなぁ!」と感じてもらえる充実した授業を、現代社会をはじめ、さまざまな授業で目指していきたいと感じた1日でした!
一ツ葉高校 代々木キャンパス 矢島