生命の設計図
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 奈良です。
今日は「DNA」についての学習です。
まず、DNAって何なんだろう?と考えてみましょう。
最近では「DNA鑑定」など、テレビや週刊誌でも耳にします。
そもそもDNAって何かと聞かれて、ぼんやりと頭の中にはイメージできても、
はっきりと答えられる人は少ないのではないかと思います。
世界的にもDNAは注目されており、教科書も改定され、DNAについての学習内容が増えてきています。
簡単にいうと、DNAは「生命の設計図」です。
なぜかというと・・・
まず、地球上に存在する生命には必ずDNAがありますよね?
DNAはアデニン(A)・チミン(T)・グアニン(G)・シトシン(C)という、
4種類の塩基と呼ばれる物質からできていて、言ってみれば暗号です。
人間ではその暗号が細胞の核の中に60億対配列しています。
その60億対の塩基配列のうち、1文字でも違うと性格や容姿は異なります。
逆に言うと、まったく同じ塩基配列をした人間は存在しないのです。
前にも話しましたが、実は、チンパンジーと人間は1、2%しか違いません。
そのDNAの塩基は3文字で1セットで細胞の中で活動し、
20種類のアミノ酸に対応していて、体内でアミノ酸を結合させます。
アミノ酸が結合するとどうなるのか・・・
体内で水分の次に多くの割合を占める「タンパク質」が合成されます。
人間の筋肉や臓器、血液、髪の毛、etc・・・
体内のありとあらゆるものはタンパク質からできています。
つまりはタンパク質が合成されないと生命として存在出来ないのです。
従って、DNAは生命の設計図と呼ばれるのです。
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