数学のたのしみ
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス菊田です。
本日の受験数学ⅠAより
場合の数の授業も今日で最終回です。
円順列、数珠順列が最後のテーマになりました。
二つの違いをハッキリさせておくと、裏返しのある、なし。
数珠は裏と表の区別がありませんので、ひっくり返して同じになるものを、
同じ一通りとカウントをするのが数珠順列ということですね。
当然、円順列の場合は別カウントです。
ま、円順列は丸テーブルの席の決めたり、という問題ですから、
当然裏返し出来ませんよね。
それから、二項定理に今日は触れました。
私自身が生徒の時は方程式の中に順列の“C”が登場することにとっても
抵抗があり、そこは捨ててしまった記憶があります。
その代わり、ある程度まではパスカルの三角形を利用していました。
今となれば、二項定理を使えば、三角形を書かなくてよいため、
その分楽なんですけどね。と、いうことで、
今日は両方の方法で解説をしました。
好きなほうで理解をしてもらえばいいかな、と思っています。
数学の楽しみの一つは、解法が一つではないこと。
様々なアプローチをすること他の方法も見つけることが出来るかもしれません。
ですから、知らないからできない、ではなく
自分で解法を見つける工夫をすることが大事と言うこと。
結果的に、色々な方法を知っていれば、様々な状況に対応が出来るようになりますね。
数学を勉強することは、考えることそのもの。
考える楽しみを見つけることが、数学の力をつける第一歩かもしれませんね。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 菊田