AO入試について
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパス 島田
そろそろ気にし始めた生徒も受験生にいるようになりました。
AO入試を狙う生徒さんは、受験本試験は早くて8月からスタートします。
学力だけの試験とは異なり、大学学部の求める人物像に自分がどれだけマッチングしているか、が勝負どころになります。
実際の試験は大学学部によりさまざまですが、
①自己推薦文
②面接
③論文
④調査書
で、これに⑤学力試験を課す大学もあります。
東京都内の私立大学でAO入試をする大学は80大学ほどあります。平均倍率は3~4倍。
受験大学の求める人物像に対して、自分の将来やりたいことや今までやってきたことがマッチしている大学を探すところからスタートします。
一見すると学力試験より簡単な受験対策に感じるかもしれませんが、近年はAO入試の実施大学が減っているので、①でスペシャルな体験をしていることや、④で特筆すべき成績や学校活動をしていない限り、合格に向けて指導してあげることが難しい場合も増えてきました。
それに、②面接練習を積み重ねる必要がありますし、③課題論文に必要な情報を集めて自分なりに考えを深め、うまくまとめるため何度も何度も書き直す必要があります。
もちろん不合格となってしまったときのために、また大学で授業についていけるだけの学力を身につけるために受験勉強を平行で進めなければならず、教える側もAO入試はそれなりに「覚悟のいる」試験になっています。
ただ、以上をふまえて、それでも行きたい大学があるならば、全力で対策をしていきます。
代々木キャンパスでは少なくとも1名、対策をスタートする生徒がいます。
どんな形であれ、「簡単な受験」はありません。
自分に合った受験を自分で判断し、合格のためにできる限りの準備をすることが、実はそれこそが受験の意義なのかもしれません。
いざ、栄冠は君に輝け!!
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