代々木キャンパス ブログ

通信制　一ツ葉高校　代々木キャンパスです。

「お手を拝借」

金曜担当のアンディです。6月16日のなぞかけの続きです。
それではこれまでの議論を踏まえて、一つ、自作のなぞかけを考えてみましょう。

三本締めとかけて
犬が恐れる歯医者ととく
その心は、「お手を拝借」（「お手」を歯医者食う）

いささか強引ではありますが、
ぎりぎりダジャレのなぞかけとして成立しているかどうかというラインです。
そして、このギリギリのラインを越えてしまうと、
お客さんには何を言っているのかわからないという状況になってしまいます。
これが、ボケとして「かかっていない」という状況です。

ポイントは、お題と「と解く」をできるだけ関係のない内容にすることです。
できるだけ関係ないものを出しておいて、
「その心はどちらも」と共通部分を抜き出すところに面白味があるからです。

しかし、その一方で、
あまりに関係ない内容にするとお客さんに理解してもらえなくなるというジレンマもあります。
これが、ボケが「かかっているのか」というギリギリの攻防です。
離れていたほうが笑いが大きくなるのに対して、わかりにくさも大きくなってしまうからです。
このギリギリのラインを見極められるかどうかというのが頭の良さ・柔らかさですので、
頭を柔らかくしたい人はぜひなぞかけをたくさんやってみてください。

次回は、なぞかけを発展させて「大喜利」のお話をします。

「蚊が「使えるやつ」になるかも」

こんにちは、羽鳥です。
関東は梅雨に入っていて、蒸し暑い日が続きますね。
この季節は、蚊にとても悩まされます。
私はとても蚊に刺されやすくて、朝起きたら全身かゆい、
みたいな状態になっていることもあります。

蚊は、マラリア、フィラリア、デング熱、脳炎など、
本当にたくさんの伝染病を媒介することでも知られています。
最近でも、日本でデング熱を発症した人が蚊に刺され、ニュースになっています。
伝染病が蔓延したら大変なので、道路の消毒などをしていました。

そんな、人間には害しかないような蚊ですが、
「使えるやつ」になる可能性がある研究があります。
名古屋大学などの共同研究で、蚊の有用性が研究されていました。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6244266
蚊が吸ったDNAを鑑定すると、
吸われてから48時間後までは個人の特定が可能だったということです。
72時間たつと血液が消化されてしまい、DNAが検出されませんでした。

つまり、2日以内なら、
事件現場を飛ぶ蚊から犯人の特定ができるようになるかもしれないということです。
いままでなかったアプローチから、
捜査ができるかもしれないというのは素晴らしいことだと思います。
皆さんもリンク先見てみてくださいね、では。

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