高校生らしい悩み!?
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスです。
「お悩み相談」
副島です!
夏期講習は一日英語漬け!ということで午前午後と4時間英語の授業があります。
生徒も教師も終わったらクタクタ~。ではなく、やり切った達成感に包まれています!
そんな中、昨日生徒からこんな悩みの相談が。。。
「おじいちゃんも、父さんも髪の毛が薄いから、自分も将来が心配なんです。」
勉強や恋の相談ならまだしも、頭髪の悩みをもらうとは!
う~ん。何とアドバイスができるだろうか・・・。
思うに、頭髪の量が少ないのを気にしているのは、周りの人よりも、むしろ自分であって、
気にしすぎることで余計に自信がなくなってしまうのではないでしょうか。
事実、街で髪の薄い人に出くわしても、
一瞬そこに目は行くものの、別段その事で心が動くことはないです。
「背が低い」というのとほぼ同じラインかな。
とある程度の年を重ねた者としては感じます。
とはいえ、高校生には悩ましい悩みでもありますね。
でも現時点ではその兆候は一切ないので、
あまり先々の事を不安がらずに、今を楽しんで欲しいと思います!
↑の話は男性特有の悩み・偏見とまではいいませんが、
「男だから」、「女だから」という理由で悩むこともありますよね。
フェミニズム(feminism)という言葉を知っていますか?
女性の社会的、政治的、経済的権利を男性と同等にし、
女性の能力や役割の発展を目ざす運動の事です。
今日の授業では、
ハリーポッターでハーマイオニー役を演じた「エマ・ワトソン」の
国連でのスピーチの和訳に挑戦しました。
テーマはまさに「feminism」。
ハリウッド女優として大成功を収めている彼女ですが、
フェミニズムについてとても強い意識があります。
その経緯と、国連で発足した「HeForShe」という
世界的に人々をまとめる運動について紹介しています。
スピーチの中で彼女が強調していたのは、
「フェミニズムは女性のためだけの運動ではなく、
男性をも自由にし、幸せにできるものである」ということ。
男だから、女だからという役割の押し付けは、
個人がいきいきのびのびと生きる際の障害になると言っています。
詳しくは是非本人のスピーチを読むもしくは動画で見てみてください。
すごく勇気づけられる内容だと思います。
ちなみに、冒頭の悩める生徒にもこのスピーチ資料を渡しました。
どんな感想を持ってくれるか次回会うのが楽しみです。
来週はスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチをやろうと思います~。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス