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通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスです。
「貝殻ではなくサンゴに住む新種のヤドカリ」
こんにちは、羽鳥です。
授業中にも少しお話ししたりしますが、
生物好きの私は特に海の生き物にとても興味があります。
泳ぐのも好きで、海に住んでいる生物をたくさん観察してみたいと思っています。
今回お話しするヤドカリも、その一つです。
ヤドカリは、一般的には中身がいない貝殻に住みつき、
脱皮のたびに新しい大きい貝殻を探して引っ越しすることで知られています。
イソギンチャクと共生する個体が多く、
貝殻にイソギンチャクをくっつけて歩く姿もよく写真で見ます。
ヤドカリはイソギンチャクに天敵を追い払ってもらい、
イソギンチャクは自力で行けない砂地などもヤドカリに運んでもらえます。
このように、2つの生物の関係はお互い得をする共生になります。
また、ある種類のヤドカリは、イソギンチャクが出した分泌物で殻を作ってもらうので、
そもそも貝殻がいらないそうです。
今日紹介するニュースのヤドカリは、
イソギンチャクではなくサンゴと共生する新種のヤドカリです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000055-kyt-sctch
スツボサンゴというサンゴと共生し、
サンゴをくっつけるのではなくサンゴの中に住むという珍しい生き方をしています。
このヤドカリも引っ越しの必要がなく、ずっと同じサンゴと暮らすようです。
新しい貝殻を探しているときに天敵に狙われたり、
他の個体と争って生存リスクが上がるようなので、
引っ越しの必要がないということは生存に有利とのことです。
ヤドカリは映像や写真でしか見たことがないので、
いつか海の中で動いている実物を見てみたいです。
それでは。
「会話の形式」
金曜担当アンディです。
アンディメモと漫才の2つめの共通点について考えてみましょう。
次に、漫才は問題解決のプロセスだという点について検討しましょう。
お笑い学校のネタ見せ授業を聞いていると、講師の構成作家の先生から、
「興味ないわ」「ビフォアのネタ」というダメ出しが出されていました。
こうしたダメ出しを聞くと、
学生たちはテーマが間違っていたのではないかと思って、
どんどんありえないテーマを探っていってしまうようです。
そしてさらに「興味ないわ」と言われてしまうのです。
しかし、実際には会話の形式の問題です。
お客さんが「どうなるんだろう?」「なぜだろう?」
と食いつく形式になっているかという問題です。
そして、この「どうなるんだろう?」とアンディメモの「どうすべき」、「なぜだろう?」
とアンディメモの「なぜ」はそのまま対応することになるので、
アンディメモは漫才のテーマ決めにも役に立つのです。
来週は、タカアンドトシさんの漫才をもとに、
お客さんに聞いてもらえる会話の形式とは何かを具体的に見ていきましょう。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス