社会科見学 第1弾
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスです。
「国際子ども図書館に行ってきました~」
行きの電車では、この後昼食をどこで食べるのかを真剣に話し合い(笑)
無事に上野駅に到着。いざ、国際子ども図書館へ!
まずは施設見学。
国際子ども図書館は、明治期に帝国図書館として建築されたものを増築。
当時に建築された外観や内装などがそのまま使用されているところもあります。
これは“大階段”
当時の照明や手すりなどがそのまま使用されていますが、
日本人の平均身長が高くなっているため、手すりの手前にはガラスを立てているとか。
生徒たちは説明を聞くのも真剣。
次にアーチ棟にある“書庫”
児童書の一部と関連資料、現在使用されている日本の教科書なども保存されています。
読み聞かせで使用する、1m程ある珍しい本も。
大量の本を限られたスペースで保存するために、本棚も工夫されています。
普段はみっちりと棚に保存されていますが、必要な書籍を取り出す際には
ハンドルを回して通路をあけるようです。
楽しそうですね~
さて、いよいよ“調べ物の部屋”体験プログラムの開始です。
生徒たちは「利用者チーム」と「図書館員チーム」の2チームに分かれ、
室内の書籍から利用者チームが考えた問題を、図書館員チームがこれまた室内の書籍から
解答に役立つものを探して紹介するというゲームです。
これを“レファレンス”と言うそうです。
利用者チームは問題のジャンルを決め、問題作成のコツを聞いてGO!
1冊だけに載っている内容をまるまる問題にしてしまうのは、紙一重。
関連項目から発想を転換させて、2~3冊に載っている問題がベストだそう。
図書館員チームは相手チームが問題を作成している間、
書籍を探すポイントを教えていただきました。
さて利用者チームからの問題は。。。
「アレグロ・ロマンツェ・メヌエット・ロンドから構成される、
セレナーデ13番ト長調の曲名と作者の名前は?」
「???」
カタカナばかりで梶田には分りません(笑)
その後図書館員チームについて行ったのですが、
1年生のTさんが芸術のジャンルの中から解答に役立つ書籍を探し当て、ものの10分で解決。
おまけに作者の出身地なども解答に付け加えておりました。
おぉ~
そんなこんなで見学・体験プログラムを経て、チームワークが高まったもよう。
どの生徒も楽しかった~!と言っていました。
今はインターネットでいろいろ調べられるけれど、
結論の信憑性を高めるためにも様々な視点から見ることは大切ですよね。
今回はそのことをあらためて感じられた社会科見学でした!
それではまた!
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス