補講「羅生門」
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパス 寺澤です。
国語総合の授業は火曜日にあるのですが、
先週は専門学校体験のため休講となりました。
その分の補講が本日行われました。
国語総合では第4回のレポートを作成した後、
『羅生門』を生徒と私で順番に音読していきました。
100年近く前に書かれた小説なので、
漢字の読み方が難しいものがたくさん出てきます。
ルビがふってあっても、読むときにつかえてしまう生徒が続出。
その難しさに引っ張られてか、そんなに難しくないはずの
「下人(げにん)」を何回も「かじん」と読み間違える生徒も…
音読を通じて、「読むこと」の難しさを実感したようです。
しかし、みんな恥ずかしがらずに声を出せていたので、
そこはよい点だと思います。
間違えるのは恥ずかしいことではないですからね。
授業中にもっと音読してほしいという思いはあるのですが、
時間の関係もあって、なかなかじっくりやる機会がありませんでした。
そのため、今日はしっかり音読をすることができたので良かったと思います。
普段は授業がない日に出席してきた生徒のみなさん、
本当にお疲れ様でした。また来週から頑張っていきましょう。
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパス 寺澤