代々木キャンパス ブログ

通信制　一ツ葉高校　代々木キャンパス　矢島です

7月11日に「漢字検定講座」を開始して以来、生徒が少しずつ漢字に触れようとしつつあります。本日も、3年生のK君が、一生懸命2級の勉強をしていました。

まず、私が出勤するなり、
「今日は漢字の勉強しよう！とりあえず何か問題出してよ！」
とK君。なるほど！そういうことなら…と、漢字検定2級の問題集から、
読み・書き取りの問題を中心に7ページやってみることにしました。

しばらくすると、K君のほうから「できたよー」と知らせに来てくれました。
分からない漢字も多かったみたいで、携帯電話の辞書機能を駆使しながら
一生懸命答えを探してくれていました。
私が採点をした後、間違っている漢字を3回以上は書き直して覚えてみよう、
とK君に伝えました。K君は3回だけでなく、7回も8回も書き直しては、
「これだけ書いたら、文句ないでしょ！」
と、達成感あふれる顔で紙を見せてくれました。

その後も、授業や業務の合間に、K君のほうから「これだけやったよ！」
「この部分わからないから教えて！」と積極的に質問が来ました。

四字熟語の意味や、類義語・対義語の勉強をしているとき、ふとK君が、
「漢字って奥が深いね！字自体にいろんな意味があるんだね。勉強楽しくなってきた！
すぐ忘れるだろうけどね（笑）」と感動していました。

私自身、この一言を聞いて、なんともいえない嬉しさがこみ上げてきました。
これからも生徒一人ひとりと、勉強をする楽しさを一緒に見つけていけるようになりたいと思いました。

K君、これからも頑張ろうね！

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