目に見えないものを…
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパス 菊田です。
暑いですね。いよいよ夏本番といった感じ。
水分の補給には気をつけなくてはと思うと同時に、水分を取りすぎると、体調も崩してしまったり、そこまでいかなくても汗が止まらなくなったり。
熱帯夜で睡眠不足になることを心配して、ついクーラーをつけたまま寝てしまう。でも、きっとそのせいで若干風邪気味、なんて人もいるのではないでしょうか。快適に過ごすことと、体調管理のバランスが難しい今日この頃。
暑い中を歩いて、喫茶店に入るとつい一気に冷たいものを飲んでしまいますよね。さて、そのときの光景を思い浮かべてください。今、目の前に冷えた飲み物が注がれたグラスがあります。その量は、ちょうどグラスの半分。さて、その時、どう思いますか?
「あと、半分もある。」
と感じるか。
「もう、半分しかない。」
と感じるか。
それとも…、その他?
有名な話ですよね。
半分に対してどう感じるのか。
そもそも、状況によってこの話は受け取り方が変わります。
クーラーが効き過ぎで店内が寒い。今朝から何も飲んでいない。グラスが小さい。飲み物が美味しくない。
などなど。
ただ、ここで肝心なことは、残っている量が目に見える、ということ。目に見えるので、半分残っている事に対して、量がどうの、という話が出来るわけですね。
ここで、時間に置き換えてみたらどうでしょうか?
半分の時間が過ぎた…。
カレンダーを見れば日数はわかりますが、過ぎた日数とこれから残った日数を等価に見ることは難しいと思いませんか?
それはなぜか?
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパス 菊田