視覚化する!
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパス 菊田です。
そもそも、もう半分が過ぎてしまったということに対する返答で多いのが、「ここからは頑張る」というもの。
でも、わかる気がします。
その理由の一つは、きっと、過ぎてしまった時間でどんなことが出来たのかが認識できないから。
つまり、視覚化できないから。
前の例であれば、これだけの量の飲み物がなくなったとわかりますが、例えば30日が過ぎた、と言われても、過ぎましたね…となりがち。だって30日に具体的なイメージがもてないから。
そこで、過ぎた時間を視覚化する。その方法は色々あると思いますが、一例を。
クラス全員で一時間ひたすらプリントをやらせる。結果、平均10枚が終わったとしましょう。そのクラスに3時間分遅れて生徒が合流したときに。
「3時間分、取り返せるように頑張ろうね。」と声をかけるのと、
「30枚分、取り返せるように頑張ろうね。」と声をかけるのはどちらが過ぎた時間を意識できるでしょうか。
おそらく、後者。3時間でみんなはこれだけ進んだのか…。とはっきりわかるから、ですね。
もちろん、その生徒にとっては30枚という量を1時間で終わらせるかもしれませんし、5時間かかるかも知れません。ここで大切なことは、正確さではなくて、あくまで明確に遅れがわかること。
百聞は一見にしかず、という言葉がありますが、一見させるのも大切なことだと思います。
夏休みはまだまだ始まったばかりですが、もう二日も経ってしまったのか、と残りの時間の無駄を惜しみながら、過ごして貰いたいですね。
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパス 菊田