年ともに失ったもの。
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパスの菊田です。
前の記事で、体力の話をしましたが、
体力も年とともに失ったものの一つです。
先日、家でこんなことがありました。
トイレの扉を開けた瞬間、何かが走り去る姿が僕の目に映りました。
ゴキブリと会話の流れだとなりそうですが、実際はおそらくトカゲの類のもの。
あの独特なランニングフォームが目に焼きついたのです。
言葉の出ない悲鳴をあげ、とりあえず一度扉を閉めました。
それから…。
結果としては、大騒ぎをした挙句、捕獲をする事ができませんでした。
ただ、あの時に感じたことは。
「もはや、トカゲには触れん!」
という事。小学生の頃は好んで捕まえたりしていたはずなのに。
筆箱の中で飼ったりしていたのに。今は身体が拒絶反応を起こすのです。
それは、昆虫に関しても同じで、随分と苦手意識が強くなっています。
おそらく、触れる機会が減り、それらの生物と触れ合うことが、
非現実となっているせいでしょうね。
当たり前だったことが、当たり前ではなくなる。
身近なことが身近でなくなる。そう変化することで失うこともあるのでしょうね。
まだまだ他にも失ったことがありそうです。
いつか、自分の子どものまで醜態をさらす前に、
何とか取り戻せるものは取り戻したいものです。
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパス 菊田