キャッチコピー
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパス 矢島です。
本日、世界史の授業では、「広告の世界史」というテーマで、人間が歴史上、広告と どう歩んできたのかを学びました。
ところで皆さん、世界で初めての広告は、何年前に作られたと思いますか?
正解は、約3000年前!なんと、こんな昔にも「広告」はあったのです。
古代の広告は、建物や巨石・木などに、直接字を彫りこむ形で作られました。やがて、中世に入ると、声の大きな人が、目立つ格好と鳴り物(楽器)を携えて町に情報を伝えに来る、「クライアー(布告人)」という仕事が広告の役割を担いました。
近代に入ると、「広告」の歴史は大きく動きます。グーテンベルクの発明した活版印刷が、たちまち紙媒体の文化を発達させ、大衆が好きに本や雑誌、新聞などを手に取ることが出来るようになりました。「広告」にとって、紙は切っても切り離せない関係となり、その後は、「広告」の中心が、ラジオ、テレビ、インターネットへと移行していきます。
授業内では、「広告にとって大切なものは何か?」という観点を大切にし、日本の初期のテレビCMや、世界で「広告大賞」を取った面白いCMを見ました。生徒たちは、慣れない海外のCM(字幕なし)に最初は戸惑っていましたが、映像から何を伝えたいのかを、積極的に探して見てくれていました。
世界のCMに対する価値の置き方、また笑いや感動の「つぼ」などを比較し、生徒は「広告」を通して、「伝えることの奥深さや難しさ」を感じていたと思います。さて、授業の最後では、生徒と「キャッチコピー」を作ることにも挑戦しましたが、私も、一ツ葉高等学校をテーマに、「キャッチコピー」を考えてみました。
「君よ学べ!花を咲かせるその日まで!」
…うーん、キャッチコピーって難しいですね!(笑)
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパス 矢島