世に伯楽有り
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
今日の古典は、「雑説」の伯楽の話などを学びました。
どんなに才能があっても、その才能を認め伸ばし生かしてくれる人に出会わなければ、
その才能を生かせぬままに終わってしまうかもしれない。
また一方で、どんなに才能のある人と巡りあっても、その人を認めその個性を伸ばす努力を
しなければ、その相手の才能も将来も無駄にしてしまうかもしれない。
という感じのおはなしでした。
私たち教師は、いろんな歴史やドラマを持って生きている君たちの中で一瞬「きらり」と光った
何かを見出し、認め、それを育てるサポートをすることが責務です。
知識や技術を教えるだけが我々の仕事ではありません。
今日の授業のための予習をしている間、千葉キャンパスのみなさんの
ひとりひとりの顔が頭をよぎっていきました。
伯楽ほどにはなれなくでも、みなさんひとりひとりに合ったサポート方法で、
みなさんの良さを伸ばしていくためにはどんなことが出来るだろう。
どうすれば、「こうあってほしい」という大人本意ではなく、「こうなってみたい」
「こうなりたい」という、みなさん本位のお手伝いができるだろうとあれこれ考えた昨今でした。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本