電子書籍
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパスの寺澤です。
最近、スマートフォン(スマホ)が急速に普及してきています。
そんな中、気になる記事を見つけました。
「スマホが普及して高校生の読書率が上がる!?」というものです。
昨年の7月の時点で、15パーセントほどの高校生が
スマートフォンを持っているそうで、現在ではその数は増えていることでしょう。
千葉キャンパスの生徒も、約半数がスマートフォンを持っています。
そこで、国語表現の授業でこの記事を読んでもらい、
意見・感想を書いてもらったところ…
「紙の本を買うより安いかもしれないが、それでもお金はかかる」
という自由に使えるお金が少ない高校生らしい意見や、
「電子書籍は現物が手元にない。自分の手で触って確かめられない」
というなかなか鋭い意見もありました。
高校生の間でスマートフォンが普及してきても、
電子書籍には抵抗があるという実態が分かりました。
電子化すればいいという訳ではないのでしょう。
街を見渡してみても、電子書籍を読んでいる人をあまり見かけません。
大人の間でも普及していないので、学生となると
さらに時間がかかるのではないかと感じます。
電子書籍が日本で普及する日は来るのでしょうか。
しばらく様子を見守っていきましょう。
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス 寺澤