「吝嗇は蔑まれ」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
みなさん、こんにちは。今日は久しぶりに晏子のお話です。
晏子を吝嗇の人と表現する人がいますが、それはちょっと・・・いえ、かなーり違うと思います。
吝嗇とは、「むやみやたらにけちる」ことをいいます。
晏子は、節倹力行の人、
つまり節約倹約(無駄なことを省き質素を旨とする生活・言動・考え)を、
力行(つとめて行う)した人なのです。
けちってはいけないものまでとことんけちることを吝嗇というわけです。
さて、その晏子が吝嗇についてこう語っています。
「吝嗇は蔑まれる」と。
つまり、むやみやたらとけちる人は、心の中で相手(周囲)から心底見下されるというわけです。
また、「人に感謝し、人を祝うことのできない者は、人から感謝もされず祝われることもない」
とも言っています。
他者に対して笑顔、感謝、気配り、情報、手伝い、声がけなどをけちる人は、
とっても残念な気がしてなりません。
だって、いくらおすそ分けしても、それらは無くならないものだと思うからです。
独り占めしたところで、せいぜい100年かそこいらしか独占できないわけですから、
生きているうちに大盤振る舞いしちゃいましょう!
以上、今日も笑顔の絶えない千葉キャンパスからでした。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本