「ハイムリックさんがハイムリック法で人命救助」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
みなさん、こんにちは。今日は、びっくりしたニュースについてお話したいと思います。赤十字などで応急手当てを学ぶと必ず教わるものの一つに「ハイムリック法」というものがありますが、これは気道に異物が詰まって窒息してしまった人から、その異物を除去する方法の一つです。
で、今日、ニュースを見ていて驚いたのが1974年にこの異物除去法を開発なさったヘンリー・ハイムリックさんご自身が、たまたま居合わせた女性の生命を救ったという一報です。しかも、ハイムリックさんは御歳96歳!いやはやすごいですねえ。
赤十字の救急法では、気道異物による窒息が疑われる時は①まず本人に大きく咳をしてもらう、それで出なければ②前屈姿勢になってもらって背部叩打法を行い、それでも出なければ③ハイムリック法を行う(ただし、妊娠しているなどお腹の大きな方や乳児には行わない)という流れで習います。
ハイムリックさんがまだご存命であったことに、大変無礼ではありますが心の底から驚きました。
日本ではお正月前後になると、お餅をのどに詰まらせることによる事案が非常に多くなりますが、今回の件のようにパンなどを詰まらせてしまうという危険もゼロではありませんから、下記ページなどを参考に学んでみてはいかがでしょうか?
ただ、やはり一番のお薦めは日本赤十字社の各支部などで行われている救急法の各種講習をお受け頂くこと、これに尽きると思います。
日本赤十字社HP 気道異物除去について
http://www.jrc.or.jp/activity/study/safety/comb/
日本赤十字社千葉県支部HP 救急法講習について
http://www.chiba.jrc.or.jp/study/emergency.html
※上の画像は、AEDを用いた心肺蘇生の練習風景です
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本